ローレンツ力

ローレンツ力とは

電荷qを持つ荷電粒子が、電界E、磁界Hの中を速度vで運動するとき、電荷が受ける力Fを求める。静電界からは、

F=qE[N]

の力を電界Eの方向に受け、磁界Hからは、

F=qμ0v×H[T]

の力を、磁界と速度の作る面に直角方向に受ける。×はベクトル積である。よって、電界と磁界が存在する場合は、次のようになる。

F=qE+q(v×B)=q(E+μ0v×H)[N]

この力Fをローレンツ力という。

図1.電荷qに働く力

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