アンペアの右ねじの法則

アンペアの右ねじの法則とは

エルステッドが電流を流した導体の近くに置いた磁針の向きが変わることを発見し、電流の磁場作用に関する論文を1820年に発表した。その論文が発表されて数ヶ月後、電流の向きと磁針の向きに関係のあることを見出した。直線状の電流が流れると、この電流を取り巻くように、円形の磁界が発生する。このときの電流の方向と磁界の方向に一定の関係があり、電流の流れる方向に右ねじを進めると、ねじの回転する方向が磁界の方向を示している。これをアンペアの右ねじの法則という。このとき発生する磁界はその点と導体で決まる平面に直角である。

図1.右ねじの法則

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