基本的な考え方

すべてのステークホルダーからの信用を確かなものにし、社会的要請に応えるため、当社ではコンプライアンスを、経営の最重要課題の一つと捉え、事業継続の大前提と位置付けています。

コンプライアンスの状況は、CRM委員会に適時報告しています。これからもコンプライアンスの徹底および浸透を図るための取り組みを精力的に行っていきます。

大同特殊鋼グループ
企業倫理憲章

大同特殊鋼グループ 企業倫理憲章

大同特殊鋼グループ
行動基準

大同特殊鋼グループ 行動基準

内部通報制度

当社および当社グループのコンプライアンスに関する通報・相談を受け付けるため、「内部通報規程」を制定し、グループ各社と連携した内部通報制度を整備しています。内部通報の窓口は、主管部門および監査等委員に加え、社外窓口を設けており、独立性を担保しています。また、大同特殊鋼グループ行動基準には、通報・相談者に対して不利益となる行為を行わないことを明記しています。通報・相談者は実名または匿名で通報・相談を行うことができ、従業員やお取引先様が安心して利用できる体制を整えています。ホットライン業務従事者は、通報・相談内容に基づいて調査を行い、会社は必要に応じて是正措置を講じています。運用状況については、取締役会、監査等委員会およびCRM委員会に年1回報告しています。

内部通報制度の通報フロー図

2023年度は、国内の受付窓口で37件の通報・相談を受け、約75%がハラスメントや労働法に関わる問題でした。内訳は表のとおりです。受け付けた通報・相談は、全件についてコンプライアンス違反行為の有無を判断し、必要な対応を取っています。

通報件数推移
  ハラスメント 労務管理 業務の不適切処理 私的利用など その他 合計
2019年度 7 3 1 1 1 13
2020年度 28 6 4 1 9 48
2021年度 23 7 1 3 6 40
2022年度 26 3 1 1 9 40
2023年度 26 2 0 0 9 37

お取引先様用 大同特殊鋼グループホットライン

当社グループでは、当社グループとお取引関係のある法人・企業・団体・個人等(以下「お取引先様」)を対象とした外部通報窓口を設置しています。大同特殊鋼グループにおけるハラスメントを含む違法、不正行為について、この窓口から安心して通報いただけます。以下の内容をご確認いただき、通報される場合は「ご通報フォーム」より通報・ご相談ください。

  • 大同特殊鋼グループのお取引先様に所属している役員、従業員、派遣労働者(退職後1年以内の者を含む)が利用できます。
  • 通報完全匿名での通報が可能です(実名通報も可能)。
  • 通報先には守秘義務があります。通報したことにより、貴殿が不利益を受けることはありません。

お取引先様ホットライン(通報窓口)

ご通報フォーム

腐敗防止

当社は、腐敗防止に向けて、「大同特殊鋼グループ企業倫理憲章」において「政治、行政との健全かつ正常な関係を保つ」旨を定め、公正、透明、自由な競争と適正な取り引きを通じて、大同特殊鋼グループの経営理念の実践と人々が豊かに暮らす未来社会の実現に努めています。

大同特殊鋼グループ贈収賄防止方針
(PDF:4,018KB)