子育てに理解がある環境。おかげで仕事と家庭の両立ができています
地元で馴染みのあった大同特殊鋼に入社し18年目。5歳の男の子と2歳の女の子を育てながら、原材料室に所属し耐火物の在庫管理と発注を担当しています。
2年前に長女を出産し、約1年前から職場復帰しています。所属している部署は何百種類もある原材料や資材の在庫を管理したり、発注する業務を行っています。
私は耐火物を担当し、日々、在庫量を調整しています。発注は規模の大きなものから、細かなものまで多岐にわたります。また、発注数もさることながら、管理する原材料の種類もとにかく多い。正確に、かつ在庫のバランスを考えながら手配するのは本当に難しいです。判断に悩むこともたくさんありますが、上司や周りの方に相談しながら、状況に合った落としどころを見つけて対応するようにしています。
今の部署は異動してきて、まだ1年ほど。当初は「耐火物とは何か」という基本的なこともわからない状態でした。1日も早く仕事を覚えたくて、上司にお願いして、現場に出向いて倉庫の案内をしていただいたり、現場の方にレクチャーをしていただきました。おかげで全体像がつかめて、早く仕事を覚えることができました。このような様々な要望に対して、寛容に対応していただける環境はありがたいと思います。
現在は2人の子育てをするために、短時間勤務(注1)を使わせていただいています。当社は子供が病気になった時に休みが取れる子の看護休暇(注2)など、子育て中の社員向けの制度が充実しているので助かります。そのため、出産後も育児休業を取って復帰する社員がほとんどです。また、短時間勤務で不在の時間や、急に休暇を取らなければならない場合も、職場の仲間や先輩が仕事をカバーしてくれます。全社的に子育てに関して理解があるので、女性が長く働ける環境だと思います。
私が2人目の子供を妊娠した時も、上長に相談したら快く手続きの相談に乗ってくれました。大同特殊鋼はとにかく人柄の良い方が多いです。そして女性同士の仲が良いのも特徴。年齢はバラバラでも気さくに話せるので、すぐに馴染めます。女性の先輩は育児休業を取得し職場復帰されている方が多いので、休み時間に育児相談などをすることもあります。
(注1)短時間勤務・・・子供が小学校3年生の年度末まで、1日2時間まで勤務時間を短縮して働くことができる制度。
(注2)子の看護休暇・・・小学校卒業までの子供に看護が必要な場合や、予防接種・定期健診を受けさせる時、従業員1人につき1年間に10日(半日単位)休暇を取得できる制度。
やはり家庭との両立は大変なことも多いです。特に今はまだまだ手のかかる年齢の子供が2人いるので、日々忙しいですね。仕事が終わってからは、すぐに保育園のお迎えに行かなければなりませんし、家に帰って寝かしつけるまでの数時間はバタバタしますが、せっかくの子供との時間なので、私も楽しむように心がけています。以前は子供を寝かしつけてから、残りの家事などをしていました。
しかし、疲れていると子供と一緒にそのまま寝てしまって、気がつけば夜中だったということもしょっちゅうで…。最近は子供の就寝時間に合わせて、子供と一緒に寝て朝の5時に起きるようにしたんです。そのおかげで子供が起きてくるまでの数時間、情報番組を見ながら、のんびり家事ができるようになりました。自分一人の時間が取れるので、いいリフレッシュになっています。
5:00 | 起床 |
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7:30 | 子供を起こす、朝食、保育園の準備 |
8:15 | 保育園へ |
9:00 | 出社 |
12:00 | 昼食(同僚とワイワイ みんなでランチ) |
13:00 | 現場テント資材在庫チェック、現場にて情報収集 |
15:30 | 資材チーム内ミーティング |
17:00 | 納入スケジュール変更の各社回答チェック、現場へ連絡 |
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18:00 | 退社 |
18:30 | 保育園お迎え |
19:00 | 夕食 |
20:00 | お風呂 |
21:00 | 子供と遊ぶ、絵本読み聞かせ
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22:00 | 就寝 |
平日はあまり一緒にいてあげられない分、公園に出かけたり、上の子の好きな戦隊物のショーを一緒に見に行ったり、子供と思い切り遊ぶようにしています。まとまった休みが取れる時は、遠出して旅行に行くことも。先日は家族でディズニーランドに行ってきました。子供たちの喜ぶ顔が見られて嬉しかったです。私の働いている工場では、会社や労働組合の行事で、お祭りや潮干狩りなどのイベントも多くあるので、子供と一緒に参加しています。