「ものづくり」の現場を毎日見ていると、自社製品への誇りも育ちます
生産管理室企画チームに所属し、線材圧延を担当。営業、現場などスタッフや生産設備の稼働を調整し、目標生産量達成を目指しています。
私の仕事は月の目標生産量を決め、その達成のために生産設備の稼働計画と営業からの要望を調整して、納期を守りつつ現場の方々がより効率的に生産できるよう工夫すること。あらかじめ計画を立てていますが、注文内容が変わる、圧延が予定通り仕上がらない、設備メンテナンスが発生するなど予期せぬ状況がたくさん起こります。そのような場合は、計画上進んでいる他の製品の生産をどうスケジューリングし直すのか…など、一つの判断に対してたくさんの調整が必要になります。なかなかうまくいかないことも多いですが、その分、計画を達成した時の喜びはひとしお。協力してくれた製造室の方や、現場の方と一緒に達成を喜べるのが魅力です。
プレッシャーの大きい仕事ですが、同じ部署の先輩や現場の方々など、たくさんの方が気にかけてくれて、教えていただける温かい環境です。特にブラザー(注1)にはお世話になっていて、どんなに忙しくても自分の時間を割いて事細かに教えていただけるので感謝しています。ブラザーが忙しい時は、他の方が代わりに教えてくれました。私の部署の場合は、先輩同士が協力して私を始め若手を育ててくれています。
また現場の方も、違う視点からたくさんアドバイスをしてくれる心強い存在です。急な調整が必要になった時は現場の方に相談すると、たくさん解決案を提案してくださって、問題を一緒に解決してくれます。
所属部署以外では同期の仲も良く、飲み会を開いたり、休日もスノーボードに出かけるなど一緒に遊ぶ機会も多いです。
(注1)ブラザー制度・・・入社後2年間は配属先の先輩(ブラザー)が新入社員を強力にサポートする制度のこと。
学生時代から「ものづくり」の仕事がしたいと思っていました。大同特殊鋼に入りたいと思ったのは、会社説明会に参加した時に、自社製品に誇りを持っていて、和気あいあいとした雰囲気のいい会社だなと思ったことがきっかけ。今、関わっている圧延の工程は材料を加熱炉に入れるところから、温度の管理、製品の形を作るまで人の手で調整しています。「人」がいないと成り立たない仕事です。現場で仕事をしていると、ひとつの製品を作りあげるまでの思いをたくさん感じます。そのたびに自社製品への愛着が育ってきて、この製品に関われることを誇らしく思います。当面の目標はシステム化があまり進んでない点を改善して、現場の方の作業効率をさらに上げられるようにしていくことです。そして将来的には生産管理の経験を営業職に生かして、大同特殊鋼の製品の良さをお客様に直接伝えていければと考えています。
5:00 | 起床 |
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6:30 | 通勤(電車で気持ちよく二度寝) |
7:30 | 出社 |
8:00 | 朝会。現場と前日の状況と今後の稼働確認 |
8:30 | 現場まわり |
9:00 | 鋼片の引当業務 |
11:00 | 知多工場からの鋼片引き取り明細書作成、送付 |
12:00 | 昼食後にバレーボール(脱・運動不足!) |
13:00 | 現場への連絡票作成、提出 |
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15:00 | 現場と打ち合わせ |
15:30 | 担当している圧延素材の進捗確認 |
18:00 | 終業 |
19:00 | 地元の友人と飲み会(笑い疲れる!!)
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22:30 | 帰宅 |
23:30 | 就寝 |
休みの日は母校のバスケットボールチームでコーチをしています。目標を決めて練習計画を立てて、あとはそれを実行するのですが、チームの中で自主的に進めているので私はアドバイスをする程度です。後輩たちの自主的に目標に向かう姿を見て、いい刺激をもらっています。
バスケットボールは中学から始めましたが、ディフェンスもオフェンスも両方できるスポーツなので大好きです。時々練習に加わりますが、後輩の走りについていけず、ボコボコにされてしまいます(笑)