プレスリリース
特殊鋼メーカーである当社の実操業面での豊富なノウハウを基に開発された多品種小ロット対応のベストセラー機です。特殊鋼が半製品の段階で必要とする各種熱処理に対し、最適なヒートパターン(温度・時間・雰囲気)での高品質な処理を高度な自動制御で実現。また、熱処理前後の自動搬送機能による省人化も可能であるとともに、お客様のご要望を反映した各種改良により高い省エネ性や保全性も実現しています。
STC炉は、多品種小ロット製品の熱処理に最適な焼鈍炉標準機です。
STCは大同特殊鋼株式会社の商標または登録商標です。
用途
球状化焼鈍
軟化焼鈍
完全焼鈍
低温焼鈍
焼準
復炭
その他
処理材
線材コイル
薄板コイル
パイプ
棒鋼(丸・異形)
各種冷間鍛造品
特長
自動操業の実現
材料の積み卸し以外はすべて自動制御
多種多様のヒートパターン
素材の熱処理目的に応じた雰囲気制御
省エネルギー
独自開発の熱交換器であるパーキュレータを採用し、レキュペレータ対比で高効率な熱回収を実現
高品質
必要に応じた表層の脱浸炭が可能、スキルフリー、良好な温度分布
仕様
搬送方法 | バッチ型/ローラーハース式 |
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処理量 | 2t/ch~32t/ch |
温度 | 常用650~800℃/最高900℃(オプションにより対応可能) |
処理雰囲気 | 吸熱型ガス/窒素ガス/精製発熱型ガス 等 |
オプション機能
〇:標準搭載
×:オプション搭載可
* 接続するネットワークの範囲を
限定させることも可能です