文字のサイズ

2025愛知環境賞で金賞を受賞

大同特殊鋼株式会社(社長:清水 哲也)は、2025 愛知環境賞において、「炉体旋回式電気炉STARQ(スターク)をはじめとした高機能製品開発によるサステナブル社会への貢献」が評価され、最高賞である金賞を受賞しました。この賞は、環境保全に寄与する優れた取り組みを表彰するものであり、今回金賞を受賞したのは当社1社です。

愛知環境賞とは

2005年愛知万博の開催に合わせて、省資源や省エネルギー、リサイクルなどに関する優れた技術や活動などを表彰することで、循環型社会の形成を促進するとともに、広く全国に向けて、愛知の環境技術や環境活動のレベルの高さを発信する目的で愛知県が創設したもの。

受賞事由

これまでに蓄積された特殊鋼メーカーの生産技術と設備開発技術が、生産エネルギーの大幅低減と、新たな脱炭素コア技術を生み出し、カーボンニュートラルの実現に大きく貢献するものと高く評価された。

受賞内容

当社は、脱炭素社会の実現に向けて、2030年度までにCO2排出量を2013年度比で50%削減し、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目指す
「Daido Carbon Neutral Challenge 」を、2021年に策定しました。当社は特殊鋼の製造だけでなく、電気炉や熱処理炉といった特殊鋼製造設備の開発・設計・製造・販売も手掛けており、脱炭素社会の実現に貢献する、先進的で特色あるさまざまな素材や製造設備を生み出してきました。
中でも、炉体旋回式電気炉(STARQ)や高効率燃焼システム(DINCS)は、自社だけでなく設備を導入されたお客様のCO2排出量削減にも寄与し、社会全体の省エネ・エネルギーロス低減に貢献しています。また、重希土類完全フリーネオジム磁石は、自動車などのモビリティの電動化を支える製品として、サステナブルな社会の実現に貢献しています。
※「STARQ」および「DINCS」は大同特殊鋼株式会社の登録商標です。

今後の展望

今回の受賞を契機に、当社はさらなる技術革新を進め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していきます。引き続き、自社のCO2排出削減に努めるとともに、環境負荷の低減に貢献する製品とソリューションを提供し、社会全体のサステナビリティに寄与していきます。

参考

以上