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日本粉末冶金工業会の2022年度工業会賞原料賞を受賞

大同特殊鋼株式会社(社長:石黒武)は、金型用高熱伝導率金属粉末“HTCTM40、HTCTM45”で日本粉末冶金工業会の2022年度工業会賞原料賞を受賞しました。

工業会賞は、1979年度に粉末冶金工業普及事業の一環として創設され、2022年度で44回目になります。そのうち「原料賞」は優れた原料粉末を表彰するものです。当社の工業会賞の受賞は、2009年度の「工業会大賞」をトヨタ自動車株式会社、株式会社豊田中央研究所と共同受賞*1して以来2度目で、単独では初となります。

今回受賞した金型用高熱伝導率金属粉末“HTCTM40、HTCTM45”はSLM方式の金属3Dプリンタに用いられる原料粉末で、SKD61をベースにしながら高熱伝導性とコバルトレスを達成した新規性が高く評価されました。

当社は今後とも、粉末冶金工業の普及および3Dプリンタ技術の発展に、粉末材料の開発を通して貢献していきます。

HTCTM45 合金粉末と模擬型造形例

HTCTM45 合金粉末と模擬型造形例

*1
車載リアクトルコア用高密度低損失圧粉磁心(HDMC)開発にて受賞。
トヨタ自動車株式会社、株式会社豊田中央研究所、大同特殊鋼株式会社

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以 上