IAでは、高温焼鈍を行い、フェライト+パーライト組織により、被削性の向上、後工程での焼入歪みの防止が可能。
SAでは、球状化焼鈍を行い、軟化、被削性の向上、耐摩耗性の向上が図れます。
用途
IA:恒温焼鈍
SA:球状化焼鈍
処理材
IA:熱間鍛造、冷間鍛造
SA:冷間鍛造前処理用 切断材、加工材
特長
鍛造部品のIA処理・SA処理が兼用可能
一次炉、急冷炉、二次炉の構成により、IA処理とSA処理の切替も可能。
炉内蔵式排ガス利用雰囲気ガス発生装置による大幅省コスト
一次炉ラジアントチューブの1本は雰囲気ガス発生専用のバーナを使用し、その燃焼排ガスを精製して雰囲気ガスとして使用します。
従って雰囲気ガス費用が大幅に低減できます。
自動車関連メーカーへの豊富な納入実績
ローラーハース式雰囲気熱処理炉