鉄鋼用連続炉の技術を応用し、炉の気密性を極限まで高めることで -60℃以下の超低露点雰囲気での連続操業が可能です。
特殊パージ構造により、シーズニング時間ならびに連続操業中の露点の悪化を防止します。
特殊鋼メーカーとしての耐熱材料のノウハウをもとにロール材質を選定。
非水冷の金属ロールで最高1150℃の処理まで対応可能です。
用途
Li化合物
Ni合金等の焼成
線材コイルの焼鈍
特長
大型化を低コストで実現
従来、真空炉で実施していた低露点環境が必要な処理を雰囲気をベースで実現。
雰囲気炉ベースの為、炉殻大型化による処理能力増を低コストで実現可能。
特殊パージ構造(当社特許)採用によるシーズニング時間短縮とクリーンな炉内雰囲気を実現
非水冷ロールによる良好な温度分布と省エネ
最高1150℃までは非水冷の金属ロールを使用可能な為、炉内にコールドスポットが無く良好な温度分布を実現可能。
また水冷ロール起因の冷却水損失が無い事で高い省エネ性も実現しています。
ローラーハース式搬送システム採用により各種機能強化
- 炉長に制限がなく、大型化に対応可能
- 操業自由度が著しく向上
- 炉内を短時間に空にでき、メンテナンスが容易