プレス等の加工により悪化した電磁鋼板の鉄損を回復させる為に必要な歪取り焼鈍が可能です。特殊鋼線材向けに養われた雰囲気ガスの技術によりDX、NX、N2低露点、水素等を処理品に応じて自由に選択可能です。またスティッキング防止のため、真空パージ室を設ける事で予熱後、真空減圧にてオイルを効果的に除去する機構の設置等も可能です。
打抜、曲加工などにより機械的歪で磁気的特性が劣化したものを、熱処理することで本来の電磁鋼板の性質に回復させます。
モータコアの脱脂、焼鈍、ブルーイング処理まで、テーブル上に処理品をセットするだけで全自動操業が可能です。
スティッキング防止のため、予熱後、真空減圧下にてオイルを効果的に除去します。(真空パージ室付)
用途
BAB:モータコアの脱脂/焼鈍/ブルーイング処理
BA:モーターコア、トランスコアの歪取り焼鈍
特長
ローラーハースによる安定した炉内搬送
耐熱鋼製のハースロールを用いる事で重量物も安定した搬送が可能です。
雰囲気ガスによる高い表面性状
DX、NX、水素、窒素(低露点)といった雰囲気ガスを用いる事で酸化等を防止し高品質な処理を実現可能です。
自由な室構成
バーンオフ、加熱、徐冷、ブルーイングの各室を高い自由度で配置可能です。