当社は、愛知県名古屋市内の滝春テクノセンター敷地内における新設装置の基礎工事に際し、建設発生土の調査を実施しました。
その結果、名古屋市の「市民の健康と安全を確保する環境の保全に関する条例」に定める土壌汚染等処理基準を超える砒素・ふっ素および鉛が検出されたことを確認しました。
このため、名古屋市環境保全条例に基づき、調査による分析・評価結果を名古屋市へ報告いたしました。
今後、関係条例等に基づき、名古屋市の指導に従い適正に対処してまいります。
1.対象地
名称:当社滝春テクノセンター
所在地:名古屋市南区滝春町9番地
2.調査結果
<土壌溶出量調査※1>
| 項目※2 | 基準超えの濃度 | 基準に対する倍率 | 基準 | 超過地点数/調査地点数※3 |
| 砒素及びその化合物 | 0.030mg/L | 3.0倍 | 0.01mg/L以下 | 1/1 |
| ふっ素及びその化合物 | 1.1mg/L | 1.4倍 | 0.8mg/L以下 | 1/1 |
| 項目※2 | 基準超えの濃度 | 基準に対する倍率 | 基準 | 超過地点数/調査地点数※3 |
| 鉛及びその化合物 | 170mg/kg | 1.1倍 | 150mg/kg以下 | 1/1 |
※1 土壌溶出量は、土壌に含まれる汚染物質が地下水に溶け出す量、土壌含有量は土壌に含まれる汚染物質の量を示します。
※2 砒素、ふっ素以外の有害物質25項目についての土壌溶出量調査、鉛以外の有害物質8項目についての土壌含有量調査も実施しておりますが、基準超過はありませんでした。
※3 調査対象地における平面図上で、試料採取によって評価した地点数を示します。
※2 砒素、ふっ素以外の有害物質25項目についての土壌溶出量調査、鉛以外の有害物質8項目についての土壌含有量調査も実施しておりますが、基準超過はありませんでした。
※3 調査対象地における平面図上で、試料採取によって評価した地点数を示します。
3.対象地の状況
土壌汚染が確認された箇所については、飛散防止措置を実施済みです。