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大同特殊鋼グループ 2026中期経営計画について

大同特殊鋼株式会社(社長:清水 哲也)はこのたび、2024~2026年度までの3ヵ年を計画期間とする2026中期経営計画を策定いたしましたのでお知らせします。

2030年の“ありたい姿”
高機能素材の価値を極め、顧客ベネフィットを創造し、サステナブル社会の実現に貢献する

中長期的な視点では、国際情勢が一段と不安定化し不確実性が高まる中、世界経済は低い成長率に留まるものと想定されます。また日本国内における人口減少・少子高齢化の進展、脱炭素社会や循環型社会への転換など、暮らしの中の社会基盤にも大きな変化が起こるものと想定されます。

一方、当社の事業環境においては、自動車における電動化の進展、情報・通信分野におけるAI用途拡大・高度化などを背景とした半導体市場の成長、宇宙など通信衛星開発市場の拡大、世界的な人口増加を背景とした航空需要の増加、再生可能なクリーンエネルギー需要の拡大、高齢化社会の到来に伴う高度医療市場の拡大など産業構造の変化が予想されます。

当中期計画は、このように当社を取り巻く外部環境が大きく変化していくなかで、2030年の“ありたい姿”を達成するための変革の時期、トランジション・マネジメントであると位置づけ、下記の経営方針に沿った行動を全力で推進していきたいと考えております。

【2026中期計画 経営方針】-トランジション・マネジメント-
社会経済・産業構造の変化を事業好機とし、事業ポートフォリオの変革を遂行し、新たなビジネス・ドメイン(顧客×提供価値×手段)で持続的な利益成長を実現する
「素材の可能性を追求し、人と社会の未来を支え続けます」が大同特殊鋼グループの経営理念です。高機能素材を追求するMissionを達成し、人と社会の未来に貢献していくことが当社グループの存在意義(Purpose)であると認識しております。高機能素材の価値を極め、顧客ベネフィットを創造し、サステナブル社会の実現に貢献することで持続的な企業価値の向上を目指してまいります。

以上