大同特殊鋼株式会社は、工具鋼製品について、すべてのお客様向けを対象に、2024年4月契約分からトン当たり3~10%の値上げを実施いたします。
足元において、世界的なインフレーションの継続と、堅調な需要を背景に、工具鋼の主原料である鉄スクラップや各種資材の価格は高止まりが続いています。
さらに、労務費や外注費、物流2024年問題に伴う輸送費の上昇が避けられず、今後も更なるコストの上昇を想定せざるを得ない状況となっております。
そのため当社は、需要家各社様へ継続的な安定供給を行うためにも、再生産可能な価格水準への是正が必要と判断し、2024年4月契約分よりトン当たり3~10%の値上げを実施いたします。
今後も鉄スクラップや合金鉄などの原料市況、エネルギーや諸資材価格の変動、労務費、輸送費等の上昇、また為替の影響についても注視し、それらの状況によりましては、更なる価格の見直しをせざるを得ないと考えております。
値上げ対象(輸出品を含む) | 工具鋼製品 |
値上げ内容 | トン当たり+3~10% |
値上げ時期 | 2024年4月契約分から |
以 上