大同特殊鋼株式会社は、工具鋼製品について、すべてのお客様向けを対象に、2023年4月契約分からトンあたり5~15%の値上げを実施いたします。
昨年以降、原油およびLNG価格の高騰を背景に、工具鋼を製造するための電炉生産に不可欠な、電力を中心としたエネルギーコストが高騰しており、今後も継続することが想定されます。また、エネルギーおよび各種原材料の高騰に伴い、諸資材のコストも一段と上昇しております。
当社はそうした状況において、需要家各社様への継続的な安定供給を行うためにも、再生産可能な価格水準への是正が必要と判断し、トンあたり5~15%のベース値上げを実施いたします。
今後も鉄スクラップや合金鉄の原料市況、エネルギーや諸資材価格の変動、為替の影響について注視し、それらの状況によっては、必要に応じ更なる価格の見直しを検討してまいります。
値上げ対象(輸出品を含む) | 工具鋼製品 |
値上げ内容 | トンあたり+5~15% |
値上げ時期 | 2023年4月契約分から |
以上