文字のサイズ

知多工場は操業60周年を迎えました

大同特殊鋼株式会社(社長:石黒 武)の中核工場である知多工場(所在地:愛知県東海市、工場長:永谷 哲洋)は、2022年10月16日に操業60周年を迎えました。
知多工場は、モータリゼーションの到来による自動車部品向け特殊鋼鋼材の需要の高まりを見据え、1962年に当時最新鋭の特殊鋼一貫製造工場として操業を開始しました。その後、電気炉、精錬設備、圧延機、熱処理炉、連続鋳造機、整備検査ライン等の設備増強を次々とおこない、操業当初月産1万トンだった生産能力が今では月産13万トンに達し、世界最大級の生産能力を有する工場となりました。
今後、自動車の構造変化やカーボンニュートラルに伴うさまざまなニーズに対応するため、知多工場は当社の高機能特殊鋼供給の要としてさらなる機能強化を進めていきます。また、環境面を中心に情報をオープンにし、地域から信頼される工場であり続けます。
知多工場は、これからも当社の経営理念である「素材の可能性を追求し、人と社会の未来を支え続けます」に基づき、世界の持続的な成長に貢献する製品およびソリューションを提供するとともに、環境にやさしい製造プロセスの追求によって『グリーン社会の実現』に貢献していきます。

知多工場操業から現在までの主なトピックス

西暦 主なトピックス
1961 伊勢湾埋立地に建設着工
1962 電気炉、分塊圧延機、大型圧延機稼働開始 ⇒ 知多工場操業開始
1963 小型圧延機稼働開始
1965 真空脱ガス処理装置稼働開始
1967 連続焼鈍炉稼働開始
1969 線材圧延機稼働開始
1980 湾曲型ブルーム連続鋳造設備稼働開始
1982 取鍋精錬炉稼働開始
1989 STC炉稼働開始
1991 アルゴン酸素真空脱炭装置稼働開始
1992 垂直型丸断面連続鋳造設備稼働開始
1993 線材熱処理・酸洗・被膜ライン稼働開始
全自動鋼片整備検査ライン稼働開始
2013 150トン電気炉稼働開始
2020 再溶解炉稼働開始
2022 知多工場操業60周年

以上