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知多第2工場のカーボンニュートラル実現に向けて、カーボンオフセット天然ガス、CO2フリー電力を導入

 大同特殊鋼株式会社(代表取締役 社長執行役員:清水 哲也)は、2025年4月1日より、半導体製造装置向け高清浄ステンレス鋼などの成長市場製品の製造拠点である知多第2工場において、中部電力ミライズ株式会社(代表取締役 社長執行役員:神谷 泰範)から販売開始される「中電カーボンオフセット天然ガス」を導入します。また、2021年度から知多工場(愛知県東海市)、星崎工場(名古屋市南区)、築地テクノセンター(名古屋市港区)で購入しているCO2フリー電力※1も導入します。さらに、天然ガス以外の化石燃料由来CO2の排出をオフセットするクレジットの購入により、知多第2工場はCO2排出量が実質ゼロのカーボンニュートラルを実現していきます。

 今回導入を開始する「中電カーボンオフセット天然ガス」は「地球温暖化対策の推進に関する法律」(以下「温対法」)に対応したCO2フリーの天然ガスであり、温対法に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(SHK制度)において、天然ガスの使用に伴うCO2排出量を実質的にゼロとすることが可能となります。

 当社は、経営理念である「素材の可能性を追求し、人と社会の未来を支え続けます」を実現するため、気候変動対応が経営の最重要課題の一つと捉えています。その一環として、「Daido Carbon Neutral Challenge」を策定し、2030年のCO2排出量を2013年度対比で50%削減、2050年のカーボンニュートラル実現を目指した取り組みを進めています。
 当社は、今後も当社グループでのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進してまいります。

※1 環境省および経済産業省によって毎年公表される「電気事業者ごとの基礎排出係数及び調整後排出係数の算出及び公表について」に従い、メニュー別排出係数を算定したとき、非化石証書を付加することで、当該排出係数がゼロとなる実質的な再生可能エネルギー電気をいう。

以上