大同特殊鋼株式会社（社長：清水 哲也）の顧問である佐川眞人が、磁気分野における顕著な貢献をした科学者に授与される「2024 IUPAP Magnetism Award and Néel Medal （ IUPAP 磁気賞・ネールメダル）」を受賞しました。
2024年4月3日にIUPAP が発表した今回の受賞は、佐川による「強力な希土類・鉄・ホウ素永久磁石の発明と開発に対する先駆的な貢献」が評価されたものです。佐川が発明したネオジム磁石は、高出力・高効率が求められる電気自動車や風力発電機などのモーター、小型・軽量で強力な磁石が必要とされるロボットや自動化システム、家電など様々な分野において製品の高性能化に貢献しています。
IUPAP：The International Union of Pure and Applied Physics Physics （国際純粋・応用物理学連合）は、1922年に13の加盟国とともにブリュッセルに設立された機関です。「IUPAP Magnetism Award and Néel Medal 」は、1991年に創設された「IUPAP Magnetism Award 」に、近代磁気物理学の創始者のひとりであるLouis Néel 博士を記念するネールメダルが加わって2003年に始まったもので、以降3年ごとにICM：International Conference on Magnetism Magnetism （国際磁気会議）で授与されています。受賞者には、メダルと賞金6,000 USドルが贈られます。
授賞式は2024年7月1日に、イタリアのボローニャで開催されるICM 2024 （会期：6月30日から7月5日まで）のなかで行われます。
佐川眞人 氏
参考
IUPAP Web サイト News （2024 IUPAP Magnetism Award and Néel Medal 受賞者について）
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