大同特殊鋼株式会社は、構造用鋼、ばね鋼、軸受鋼について、すべてのお客様向けを対象に、2022年5月契約分(6月納入分)からトン当たり1万5千円の値上げを実施致します(2021年の年末から累計で3万5千円、2021年の年初から累計で7万円の値上げとなります)。
特殊鋼の主原料である鉄スクラップ価格は、自動車減産による発生減少や国内上級スクラップの輸出増加等により需給バランスのタイト感が一層増しており、再上昇しています。また、原油およびLNG価格の高騰を背景に、電炉生産に不可欠な電力を中心としたエネルギーコストが高騰しており、今後も継続することが想定されます。
なお、今後も鉄スクラップや合金鉄などの原料市況、エネルギーや諸資材価格の変動、また為替の影響についても注視し、それらの状況によりましては、更なる価格の見直しをせざるを得ないと考えております。
値上げ対象(輸出品を含む) | 構造用鋼、ばね鋼、軸受鋼 |
値上げ内容 | +1万5千円/トン (2021年の年末から累計+3万5千円/トン、2021年の年初から累計+7万円/トン ) |
値上げ時期 | 2022年5月契約分(6月納入分)から |
以上