大同特殊鋼株式会社は、構造用鋼、ばね鋼及び、軸受鋼の販売価格について、2021年11月契約分(21年12月出荷)からトン当たり1万円の追加値上げを実施致します。
当社では、鉄スクラップや合金鉄、そのほかエネルギーや物流、継続的な安定供給を果たすためのコスト増加を背景に、再生産可能な価格水準とすべく、2021年9月契約分から今年3回目となる値上げを実施しました。
しかしながら、特殊鋼の主原料である鉄スクラップの需給バランスは、その後も一層タイト感を増し、また、特殊鋼生産に欠かせない合金鉄についても、旺盛な需要を背景に、更に高騰しています。
このような環境を受けまして、当社としましては、需要家各社様へ継続的な安定供給を行うためにも、販売価格の改定が必要と判断し、21年11月契約分(12月出荷)よりトン当たり1万円の値上げを実施することと致します(年初から累計でトン当たり4万5千円の値上げ)。
なお、今後も鉄スクラップや合金鉄などの原料市況、エネルギーや諸資材価格の変動、また為替の影響についても注視し、それらの状況によりましては、更なる価格の見直しをせざるを得ないと考えております。
値上げ対象(輸出品を含む) | 構造用鋼、ばね鋼、軸受鋼 |
値上げ内容 | +1万円/トン |
値上げ時期 | 21年11月契約分(12月出荷)から |
以上