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光電センサ、光学式エンコーダ向け 高出力赤色点光源LEDの表面実装部品を開発

大同特殊鋼株式会社(社長:石黒 武)は、世界最高レベルの光出力5.7mW(20mA電流注入時)を有した赤色点光源LEDの表面実装部品(SMD)「MED7P14-SMF-1」を開発し、12月から販売を開始します。本製品は赤色点光源LED素子(製品名:MED7P14、波長650nm)を透明樹脂で封止したもので、光電センサ、光学式エンコーダの高精度、高分解能を保ちつつ、お客様における実装の生産性向上、および各種モジュールの小型・薄型化、高密度実装化、省エネの実現に寄与します。お客様がより採用しやすい形態でも提供することで、当社は今後の需要拡大が見込まれる工場自動化、ロボット、3Dセンシング等への用途拡大を目指します。

幅1.6mm、奥行0.8mm、高さ0.7mm(JIS規格1608M)
外観写真

1.背景

当社の点光源LED素子は、照明用などの一般的なLEDと異なり、発光部が点状であるため、レンズを通したビームの広がりが狭い特長があります。照明、表示用途で用いられる一般的な素子は、チップの全面から光が放射されるのに対し、点光源素子は微小な発光窓からのみ光が放射されます。

一般的なLEDと点光源LEDの比較図

この特長は、光電センサや光学式エンコーダなどのセンサ光源に適しており、産業機器の高精度化、高分解能化、長寿命化に寄与してきました。従来お客様には、点光源LED素子またはCANパッケージで提供していましたが、現在利用されている電子部品の多くは表面実装部品(SMD)となっており、実装の生産性向上、および各種モジュールの小型・薄型化、高密度実装化要求から、点光源LED素子においても表面実装部品化が求められていました。

2.製品サイズ

幅1.6mm、奥行0.8mm、高さ0.7mm(JIS規格1608M)

3.最小受注ロット

量産時の最小梱包単位 1,000個(リール)
※サンプルはお問合せください。

以上