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新卒採用でダイレクトリクルーティングの新手法を導入
~「OfferBox」採用し学生に能動的アプローチ 2020年卒から~

大同特殊鋼株式会社(本社:名古屋市東区、社長:石黒 武)は、興味ある学生を企業自らが探し出し、彼らに直接アプローチして採用につなげる新手法であるダイレクトリクルーティングを、2020年卒新卒学生の採用活動から導入します。この採用方法を実行し、対象学生向けの情報発信活動を強化する目的で、このほど新卒採用広報サービスの「OfferBox(オファーボックス)」(運営:株式会社i-plug(アイプラグ)、本社:大阪市淀川区、社長:中野 智哉)と契約し、利用を開始しました。

1.ダイレクトリクルーティング導入のねらい

B to Bメーカーの当社は、B to C企業などに比べ、学生を含む一般生活者に企業名や企業としての活動内容を認知してもらう機会が少ないのが実情です。このため現在の「超売り手市場」(学生側優位の採用環境)のなかで、学生に当社を認知してもらうための手法の確立は当社の大きな課題でした。この課題を解決するため、従来型の手法、すなわち大学就職部や求人掲載サイトなどを通じて募集をかけ、学生側のエントリーを待つ「エントリー型」の採用手法に加え、企業自ら求める人材を能動的に探し出し、彼らに様々な企画・イベントを提案していく、「オファー型」のダイレクトリクルーティングの手法を新たに導入し、学生に対する訴求力を高めることにしました。具体的には、2019年2月末までのインターンシップ期間から新手法を活用し、全国の学生へダイレクトにアプローチし、マッチングの場を設定します。

2.ダイレクトリクルーティングの具体的ツールについて

ダイレクトリクルーティングを展開するうえで重要なのは、求める学生を言語化して特定し、特定した学生に対して様々な適切なオファーを提案し続けることです。当社はそのためのツールとして、株式会社i-plug(アイプラグ)が展開する新卒学生対象の採用広報サービス「OfferBox」を使用することを決定しました。「OfferBox」において学生は自らのプロフィールを作成し、企業に対して公開しており、当社側は興味ある学生に対して直接コンタクトをとり、インターンシップや懇談会への参加を促すオファーを出すことが可能になります。イベントを広く告知して学生からの応募を待つ従来型の採用手法に比べ、個々の学生に向けてカスタマイズした情報を能動的に発信することになり、当社へ興味をより喚起することが可能になります。

【OfferBoxの表示画面イメージ】


3.具体的な活用方法について

当社では2020年卒新卒学生に向けて、インターンシップ期間にあたる2019年2月末まではOfferBoxのサービスを活用し、学生側の状況・希望に合わせながら、各種企画をダイレクトに案内していく予定です。

学生の状況・希望 当社の企画例
まずは社員と会ってみたい 人事や他部署社員との個人懇談会、小規模座談会
まだ将来やりたいことが決まっていない 素材や素材メーカーの魅力を伝える1dayインターンシップ
モノづくりに興味がある 工場見学会
鉄鋼メーカーの職種、働き方を知りたい 職種体感セミナー

また、採用活動が一般的に公式スタートする2019年3月以降は、従来の「エントリー型」の採用手法に加え、「オファー型」のOfferBoxを活用し、さまざまな企画を当社側から個々の学生に提示しながら、企業説明会や面接に誘導していきます。

当社は、今後も続くと想定される学生側優位な採用環境において、従来の「エントリー型」採用手法を活用しつつ、ダイレクトリクルーティングの手法も取り入れながら学生との多様な出会いの場を創出し、選ばれる企業になるよう努めてまいります。

以 上