大同特殊鋼株式会社(本社:名古屋市、社長:嶋尾 正)は、構造用鋼および軸受鋼について、2014年1月契約分からトンあたり1万円の値上げを実施します。
日本経済は、アベノミクス効果もあり2013年初より順調に回復しており、当社の主要需要産業は自動車産業をはじめ好調に推移しています。一方、急激な為替円安は、鉄スクラップや電力等エネルギーコストの高騰を通じて、素材産業の製造コストを直撃しています。このような状況を受けて、当社は昨年4月以降、トンあたり1万円以上の値上げをお願いしてきました。
その後、公共投資等の建築需要の本格化により鉄スクラップ価格は更に高騰、また為替円安の進展によりエネルギーコストも更に上昇しており、もはや企業努力で吸収できる範囲を大幅に超えているため、今回の値上げに踏み切らざるを得ないと判断しました。
値上げ対象 | 構造用鋼、軸受鋼 |
値上げ額 | トンあたり1万円 |
値上げ時期 | 2014年1月契約分から |
以 上