大同特殊鋼株式会社(社長:小澤 正俊)は7月1日、連結子会社の株式会社大同機械製作所と大同テクニカ株式会社の設備事業部門を統合し、総合設備エンジニアリング会社「大同マシナリー株式会社」を設立します。
新会社は、大同特殊鋼グループで長年蓄積した技術、ノウハウ、スキルを駆使した各種生産設備の開発・設計・製作・メンテナンス・改造を一貫して行います。
1.新会社の概要
社名 | 大同マシナリー株式会社 |
社長 | 山岸 徹夫(㈱大同機械製作所 社長) |
本社 | 名古屋市南区滝春町9 |
資本金 | 3億1,000万円 |
株主構成 | 大同特殊鋼 95.95%、新日本製鐵 4.0%、大同興業 0.05% |
売上規模 | 125億円(2006年度の当該売上高の合計) |
従業員数 | 330名 |
2.新会社のコンセプト
新会社は、大同グループ内の大同機械製作所(エンジニアリング)と大同テクニカ(メンテナンス)の設備機能を統合・集約し、設備の企画提案からメンテナンスまで総合設備エンジニアリングを提供。
事業 | 特長設備・技術 | 特長製品・サービス |
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エンジニアリング | 鉄鋼関連分野はもとより自動化・効率化・高性能化につき、計画段階から参画し、お客様ニーズの立場で設備設計・製作・改造を提案 | 鉄鋼生産設備全般の自動化設備、冷間多段式圧造機、ロール矯正機、NCガントリー型高速ドリル、CNCベンディングロール |
メンテナンス | 鉄鋼会社で培った機械メンテナンス技術と改良技術を駆使し、設備安定稼働とトータルコスト削減を実現 | 鉄鋼設備全般の修理・改善、各種鍛造機のメンテナンス、クレーン法定検査・メンテナンス |
機械加工 | 高度な加工技術による大型部品の機械加工、補修加工および機械加工ラインによる生産に対応 | 大型部品加工、冷延ロール、現地機械加工、鍛造部品 |
3.新会社設立の形態
大同特殊鋼の連結子会社である大同機械製作所が、大同テクニカの設備事業を譲受し、新会社を設立します。
4.関係する会社の概要
商号 | 株式会社大同機械製作所 | 大同テクニカ株式会社 |
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事業内容 | 各種機械の製作・販売(鍛圧機械、切削機械、省力機械、冷間圧造機) | 鋼材等の整備・加工作業、機械設備の保守・点検・修理 |
本社所在地 | 名古屋市南区滝春町9 | 愛知県東海市元浜町39 |
社長 | 山岸 徹夫 | 横尾 健次郎 |
資本金 | 3億1,000万円 | 4,000万円 |
株主構成 | 大同特殊鋼 95.95%、 新日本製鐵 4.0%、大同興業 0.05% |
大同特殊鋼 55%、丸太運輸 45% |
売上高 | 71億5,500万円(2006年12月期) | 125億4,800万円(2007年3月期) (うち設備事業部門53億6,000万円) |
従業員数 | 208名 | 755名 (うち設備事業部門108名) |
以 上