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子会社株式の譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ

当社は、平成17年7月20日開催の取締役会において、子会社である特殊発條興業株式会社(本社:兵庫県尼崎市、社長:和光厚一郎 以下、特殊発條興業)の全株式を日本発条株式会社(本社:横浜市金沢区、社長:佐々木謙二、コード番号:5991 以下、日本発条)に売却することを決議し、同社との間で基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。両社は、今後株式譲渡に関する具体的な条件の検討を行い、平成17年秋を目処に株式譲渡契約を締結する予定であります。

1.株式譲渡の理由

特殊発條興業は昭和13年創業のスプリングワッシャー、波型ばね座金、薄板ばね等の製造・販売(以下、スプリングワッシャー事業)会社で、当社は昭和31年に資本参加し、現在は当社の連結子会社(出資比率:100%)です。 当社は特殊鋼をコア事業とするグループの連結経営強化を図る目的で、限られた経営資源の「選択と集中」を中期経営計画の目標としております。特殊発條興業のスプリングワッシャー事業は当社のコア事業との取引もほとんど なく、シナジー効果が少ない事業となっております。今回、類似した事業領域の有力企業である日本発条への売却が、将来にわたり特殊発條興業の事業運営・拡大を果たすことができるとの判断に至りました。

2.株式譲渡の概要

(1) 日程
   譲渡契約締結後、平成17年秋を目処にしています。
(2) 譲渡株式数および譲渡後の所有株式の状況
  1.譲渡前の所有株式数:300万株(所有割合 100%)
  2.譲渡株式数:300万株
  3.譲渡後の所有株式数 0株 (所有割合 0%)

3.今後の見通し

当社の単体および連結決算に与える影響は、株式譲渡契約によって明確になり、平成18年3月期において、子会社株式売却益を特別利益として計上する予定です。なお、単体および連結の業績予想に変更が生じることが確定した場合はすみやかに発表いたします。株式譲渡後、特殊発條興業は当社の連結決算対象から除外されます。

以 上

参考資料