水の循環率
90%以上を実現。
高温の素材を扱う特殊鋼の製造プロセスでは、冷却水を大量に使用します。これを処理して繰り返し再利用し、工場外への排出を極力抑えており、水の循環率は各工場とも90%以上に達しています。 この図は知多工場の水の循環を表したフローです。知多工場内の各工場に冷却水プールが設けられ、工場内で再利用されています。全体の5%ほどを排水処理設備で適切な処理を施して海に排出しています。
大同特殊鋼の水循環フロー(知多工場の場合)
およそ100万世帯分の
水を節約
2018年度の知多工場の工業用水受け入れ実績は年間1200万tです。これは一般家庭約53,000世帯分に相当します。この水を20回転ほどリサイクルしていますが、使い捨てにした場合と比較すると、およそ100万世帯分の水を節約していると言えます。
工場を水害から
守るために
近年増加するゲリラ豪雨への対応を目的に、各工場の雨水一時貯留および処理能力増強に取り組んでいます。工場で働く人を水害から守るとともに、豪雨時の汚水流出を防ぎます。