
大同特殊鋼のあゆみは、
「日本の電力王」とも呼ばれた福沢桃介が
木曽川で水力発電を始めたことに端を発します。
大同特殊鋼は、会社のルーツの地として、
南木曽の森の里親となり、
2.57haの森を見守り続けています。
南木曽の「だいどうの森」
2016年の創業100周年を機に、長野県木曽郡南木曽町との間で「森林の里親促進契約」を締結。里親となった2.57haの森を「だいどうの森」と命名しました。


南木曽町や森林組合の方々とともに行った記念式典

式典後の記念撮影

社員も植樹や枝打ちといった森林整備を体験

若手社員の教育の場としても活用
森の里親制度とは
“森林大国”日本の森を
健全に保つために。
わが国は、国土の2/3を森林が占める森林大国です。しかし、山間地域の過疎化や林業の衰退によって森の荒廃が問題視されています。里親制度は、企業が各市町村と契約を交わし、森林整備活動を支援することで日本の森を健全に保つことを目的とした事業です。

木曽に残るルーツの数々
現在も木曽には福沢桃介の足跡が残されています。
桃介橋
大正11年、福沢桃介が木曽川の水力発電開発を行う際に資材運搬路として架けた木製の長尺橋。
発電所完成後も地域住民に活用されてきました。昭和50年代以降老朽化が進んでいましたが、
近代文化遺産として復元され、今も利用されています。


福沢桃介記念館
木曽川の水力発電所建築の拠点として、大正8年に建てられた福沢桃介の別荘。
当時は政財界の実力者や外国人技師などを招き、華やかな宴を催したということです。
現在は記念館として開放されており、当時の空気を感じることができます。


ハナモモ街道
約1万本の花桃並木が約40kmにわたって続く街道。
福沢桃介がドイツから持ち帰った3本の苗を水力発電所庭に植えたのが始まりとされています。
4月中旬から5月中旬頃まで紅白の美しい花を楽しむことができます。

