星崎工場ほたる園
試行錯誤で実現した
手づくりのホタルビオトープ
日夜フル稼働で特殊鋼を生産する星崎工場の一角に、操業の喧騒が嘘のように静かなビオトープがあります。2003年に従業員が手づくりで整備したほたる園です。ホタルの自生地を視察し、幾度も失敗を繰り返しながら完成させたほたる園は、従業員のみならず、地域住民からも愛されるスペースとなっています。
工場の一角に整備されたホタル専用の飼育施設
ホタルの繁殖にも成功しており、幼虫から飼育を行っている
幼虫は阿久比のホタル鑑賞会から譲渡を受けた
幼虫の餌となるカワニナも飼育している
地域に開かれたホタル観賞会は
真夏の風物詩に
毎年6月に開催するホタル観賞会は、従業員だけでなく地域住民にも開かれたイベントです。1シーズンの来場者数延べ3000人を数えるほどの人気を誇り、地域にとって初夏の恒例イベントとして親しまれています。