大同特殊鋼

高校生向け 採用情報

技術学園について

卒園後の配属先

いざ、現場。
多彩な工程で
特殊鋼づくりに挑む

学園生は、卒園したら大同特殊鋼の各工場に配属されます。 そこでは、大型機械の操作を任される機械オペレーター、機械の修理やメンテナンスを行う設備保全担当として活躍。 どちらも特殊鋼の製造に欠かせない重要な職種です。 責任ある仕事に取り組むことで、充実感もたっぷり得られます。

機械オペレーター

特殊鋼の原料は、鉄スクラップ。それが工場に運ばれたら、製鋼(溶かす・精錬する・固める)、圧延・鍛造、検査といった工程を経て出荷されます。技術学園出身の機械オペレーターは、製鋼と圧延・鍛造の工程で機械操作や各種補助作業を担当。機械は、コントロール室にあるシステムで管理されており、モニタでさまざまな状況を確認しながらボタンで操作します。また、補助作業は、製鋼と圧延・鍛造工程で発生する測温や集材、設備の自主的な保全などのこと。次の工程にスムーズに進めるため、縁の下の力持ちとして動きます。

機械オペレーターのイメージ

製鋼

鉄スクラップを炉の中で1600度の高温で溶かします。次に、溶けた鉄スクラップに含まれる不純物を除去。その後、マンガンやニッケルなどの成分元素を加えて鋼にします。そして、まだ溶けた状態の鋼を冷却しながら固め、大きな鋼片をつくれば製鋼は完了。

圧延

製鋼工程でつくられた鋼片に圧力をかけて延ばしていくのが、圧延工程です。圧延の際には大きなローラーが登場。ローラーとローラーの間に加熱して圧延しやすくした鋼片を通し、お客さまが求めている大きさや形状に変えていきます。

鍛造

刀をつくる鍛冶職人は、鋼をハンマーで叩いて刀をつくります。これと同じ原理で、鍛造工程では、大きなプレス機という機械を使って、熱した鋼を強い力でプレス。鋼を鍛えるかのごとくプレスすることで、より強い製品がつくられるのです。

設備保全

設備保全のイメージ

特殊鋼の原料は、鉄スクラップ。それが工場に運ばれたら、製鋼(溶かす・精錬する・固める)、圧延・鍛造、検査といった工程を経て出荷されます。技術学園出身の機械オペレーターは、製鋼と圧延・鍛造の工程で機械操作や各種補助作業を担当。機械は、コントロール室にあるシステムで管理されており、モニタでさまざまな状況を確認しながらボタンで操作します。また、補助作業は、製鋼と圧延・鍛造工程で発生する測温や集材、設備の自主的な保全などのこと。次の工程にスムーズに進めるため、縁の下の力持ちとして動きます。

手厚い生涯教育
配属後も、しっかり学べる環境を整備

技術学園は、大同特殊鋼でのモノづくりのエキスパートになれる素質を引き出します。その素質は、現場経験を重ねることで、次第に伸びるでしょう。 そして、大同特殊鋼では、素質をよりよく伸ばし、いち早くエキスパートの領域に到達してもらうために、生涯教育体制を整えました。 卒園しても教育には徹底して力を注いでいるのです。

手厚い生涯教育の図

謙虚かつ柔軟性に富んだ若い世代は、さまざまな知識と技術をたくさん吸収できます。だからこそ、卒園から約10年間は、豊富な教育メニューを設けました。配属後は、2・5・7年目にそれぞれの年次に応じた研修を実施。並行して技術的な研修や大同特殊鋼が大切にしているJK(自主管理)活動に関する研修も受けることができます。また、意欲のある人は、大同大学への留学チャンスも。もちろん、年齢と経験を重ね、班長、工長、係長などにステップアップしても、それぞれに必要な研修を用意。50代になると、その後の人生設計を学ぶ研修も加わるなど、まさに生涯教育が完成されています。

手厚い生涯教育の様子