PEOPLE 01
原材料をうまく組み合わせ、
低コストで高品質の製品を作る。
オペレーター職

PROFILE
- 所属部署
- 原材料室 原材料係
- 入社
- 2017年
- 専攻
- インテリア科
- 趣味
- 読書、アニメ鑑賞
- 特殊鋼の魅力
- 日本だけでなく世界でも使われているところ
- 職場
- 知多工場
基本情報

入社のきっかけ
特殊鋼の魅力と、
1年かけて学べる学園の存在。
高校は熊本県で、先生から聞いて大同特殊鋼を知りました。いろいろな先生に話を聞くと、特殊鋼というだけあって面白い製品が多いと知り、興味を持ちました。同じ高校の先輩も入社したことがある安心感はありましたが、高校はインテリア科で、知識も溶接などの技術もないことが不安。でも、最初の1年間、技術学園で勉強できるならと入社を決めました。実際、学園では教育カリキュラムに沿って学ぶことができ、心配していた溶接も、他のみんなもあまり経験がなく、やってみると意外にできたりしました。
仕事の内容
ステンレスの原材料チェックと
組み合わせの決定。
ステンレスは鉄にニッケルやクロムなどが配合されたもので、成分量によっていくつもの規格があります。原材料には、成分が明らかな使用済みのステンレススクラップを、リサイクルして使います。その受け入れ検査や配合作成が私のおもな業務です。受け入れ検査は、トラックで運ばれてくる1日1000トンものスクラップが注文通りの品質かを、目視や測定器で確認。配合作成は、何百種類もあるスクラップのうち、どれを何トンずつ組み合わせて欲しい成分のステンレスを作れるかを、自動で計算し製鋼現場へ指示を出します。
SCHEDULE 1日のスケジュール
スクラップの受け入れ・検査を中心に、溶解の指示も

仕事情報

チームとの連携
製鋼現場や保全スタッフと
一緒に製品を作る。
私の仕事は製鋼現場へ指示を出すことがメインです。私が作成した原材料の配合をもとに、製鋼の機械オペレーターが原材料を溶解炉へ投入し、製品が作られることになります。また、自分で設備の操作やメンテナンスを行うこともありますが、設備に異常や故障が起きた場合には、設備保全のスタッフに相談します。つねに一緒に仕事をしているわけではありませんが、いざというとき助けてもらう、頼れる存在です。
同僚とのエピソード
何でも話せる同期の存在が、
頑張る力に。
別々の部署に配属されていても、技術学園で一緒に学んできた同期の存在はとても大きいです。仕事の中での悩みやグチを言い合える仲間がいるのは心強いし、同期が頑張っている姿を見たり聞いたりすると、自分も負けてられないなと、やる気を出させてくれます。
仕事の面白さ
頑張っただけ会社の
利益に貢献でき、成長感もある。
安い材料を多く使うような配合作成ができれば、会社の利益が大きくなります。でも、製品の成分が規格から外れてしまったら品質的に不良となってしまいます。頑張れば会社の利益に貢献できる半面、ミスをすればマイナスを出してしまうんです。プレッシャーはありますが、自分が頑張って知識を高めれば、結果が表れるし自分の成長も感じられます。会社からの表彰もモチベーションになっています。

魅力
大同特殊鋼の魅力
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寮生活
独身寮には女性の管理人さんがいて、仕事以外での困りごとやプライベートな悩みを相談できました。近くのおすすめの飲食店や日用品を買えるお店も教えてもらえて、とても助かりました。第二の母的な存在です。
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働く環境
女性のエキスパート職はまだ多くはないのですが、女子トイレや更衣室を用意してもらうなど、会社として女性が働きやすい環境の整備を進めてくれています。女性の後輩もいます。
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改善文化
自分の仕事に誇りを持っている社員が多く、より楽に質の高いものづくりをするための改善活動も盛んです。例えば設備メンテナンス時の給油作業を自動化。若手の意見を反映してもらえることも少なくありません。
ビジョン
今以上に女性も働きやすい職場をつくりたい。
女性のエキスパート社員はこれからもっと増えてくると思うので、今以上に働きやすい職場・環境づくりを行っていきたいと思っています。この先、班長やその上の立場になったとき、それを任せてもらえるような人になりたいですね。みんなが笑顔で働ける会社にしていければいいなと思います。
