PEOPLE 01
各部門と連携し、
最適工程・納期遵守を実現。
生産管理

PROFILE
- 所属部署
- 生産本部 渋川工場生産管理室
- 入社
- 2019年
- 専攻
- 文学部 国際言語文化学科
- 趣味
- 蕎麦屋巡り、ランニング
- 特殊鋼の魅力
- 自動車、航空機、重電関係、船舶部品など社会貢献性が高い素材を製造していること。
- 職場
- 渋川工場
基本情報

入社のきっかけ
社会貢献できる業種と、
一緒に働く人が決め手。
東日本大震災で被災した経験から、就職活動では人の役に立ち社会に貢献できる仕事をしたいと考えました。当初応募したのは物流業界や商社などですが彼らが扱う商品を製造するメーカーにも興味を持ちました。大同特殊鋼は、人々の生活に欠かせない製品を取り扱っていることに加え、選考で出会った先輩社員や、のちの同期となるメンバーのおだやかで優しい雰囲気が自分に合っていると感じ、「こういう人たちと働けたら楽しい」と魅力的に思いました。男性と比較すると女性総合職の社員が多いわけではないですが、逆にこれから自分で働き方や働くフィールドを作っていけると前向きに思えました。
仕事の内容
生産計画を達成し収益を確保できるよう
工程の進捗を管理。
「火造品」と呼ばれる異形製品の生産を管理するチームに所属しています。「火造品」は発電や石油掘削、産業機械部品の素材として使用されるものが多く、要求される品質も厳しいため、その工程はとても複雑です。自分が担当する工程の管理やトラブル対応、お客様のニーズに対する生産能力の検証や納期回答の他、リーダーとしてメンバーが担当する製品の進捗管理フォローを行っています。工程が複雑な分、業務に当たる上で気を付けること・考えることも多いです。他にも、船舶用エンジンバルブの生産工程も、社内外の関係各所と調整しながら月次計画達成・収支確保ができるよう管理しています。必要に応じ溶解から鍛造までの工程・材料繰りを生産管理室の担当者や現場と話し合い、途中で停滞しないよう工程に流れる量を調整することもあります。
SCHEDULE 1日のスケジュール
仕掛表・管理表へ反映・更新
有無確認、指示出し)
重要管理品等を共有)
熱処理・加工依頼
試験完了日程のすり合わせ
システム立ち上げに伴う打ち合わせ多め)
委託済対象の納期確認
(生産管理室や営業、外注業者との懇親会があることも)

仕事情報

チームとの連携
協力し合ってトラブルの原因を解消し、
生産を停めない。
工場で生産する製品を、どのような工程・条件で作りどんな試験を行うかという「レシピ」を作るのが生産技術室。また、お客様から要求された規格通りにできているか、品質試験の内容が正しいかを確認するのが品質保証室です。私たち生産管理は、生産技術室のレシピに沿うよう生産の進捗を管理し、もし製造時のトラブルが発生した場合には、生産技術室・品質保証室と一緒に判定や対応策の協議を行うこともあります。この他、鍛造工程や熱処理工程を統括する鍛圧室とも、鍛造・熱処理の依頼や製造時のトラブル処置依頼などのやりとりがあります。
同僚とのエピソード
みんなで対応策を
考えてくれるのが心強い。
特に生産技術室や品質保証室、製造現場の方には、日々助けてもらっています。例えば特急の納期対応が必要な場合に相談すると、どうしたら各工程を最短で進められるか、製造時にトラブルが発生した場合どうするかなど、対応策を一緒に考えて動いてくれるのはとても心強いです。分からないことを丁寧に教えてくれるのは、事務所も現場も同じ。1人でできる仕事ではなく、特に渋川工場はラインではないため、みんなで協力してモノづくりをしている意識があります。助けてもらうばかりではなく、その方たちからのお願いごとや困りごとにも対応し、より良い関係づくりを目指しています。
仕事の面白さ
製造現場のリアルを感じられる。
難しい局面を乗り越えたときの達成感や成長感、一体感。
お客様が使用する形状に近い製品を間近に見られること、鍛造や熱処理設備のダイナミックさを肌で感じられることが仕事の魅力です。また、生産管理として難しい局面を乗り越える面白さもあります。入社4年目、生産量倍増局面を迎えた製品で、設備トラブルにより工程遅延が発生。各工程を前例のないペースで進め、生産の遅れを挽回する必要がありました。外注へ委託する工程もあったため、工場内だけでなく外注業者とも折衝して流れを仕切り直した結果、納期挽回に加え、各工程で生産量の新記録を樹立することができ、最高売上も達成しました。裁量が大きく難しい部分もありますが、達成感や成長感、関係者同士の一体感を味わうことができ、自信にも繋がります。

魅力
大同特殊鋼の魅力
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製品
航空機エンジンシャフトを筆頭に、船舶エンジン、発電機など、社会において必要不可欠な製品に使われる素材を製造していることが魅力。航空機エンジンシャフトは世界シェア3割を誇ります。日々の生活の中で自社の製品が役に立っている実感が、やりがいになります。
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ワークライフバランス
工場勤務でもフレックスタイムが導入され、家族の都合に合わせることもできます。有給休暇の日数も比較的多いです。こうした制度と風土のおかげで、ワークライフバランスを大切にしながら働けています。
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仲間
困りごとを相談したときに嫌な顔せず話を聞いてくれる人が多くいます。個人の問題ではなくチーム(≒部署、会社)の問題として捉えてくれ、一緒に解決策を考えてくれる環境は非常にありがたいと感じています。
ビジョン
会社の発展につながる変化を支えられる人材に。
最近は従来の主力製品(自動車向け)だけではなく、航空・宇宙・掘削・船舶向けなど、より高機能・高製造難易度の高合金のニーズが増え、海外からの引き合いも多くなっています。そのニーズに応えるため、渋川工場全体でレイアウトや設備をバージョンアップさせる取り組みが進んでおり、関連した新規システム立ち上げや運用体制の変更にも携わっています。将来どうあるべきかを考えながら、会社の変化を支える人になることが目標です。また、女性総合職としてキャリアパスを含め、後輩の一つのロールモデルになれるような社員をめざしたいと思います。
渋川工場の魅力
渋川工場周辺は、自然と温泉が多く、美味しいお蕎麦が食べられるお店が多いです。都会に比べて終電が早いので、自宅での自分の時間を大切にできています。

