切削加工性を改善した快削チタン合金 DAT52F
特長
- チタン合金に比べて被削性が優れています。ドリル加工においてはベース材に比べて50%~70%の加工率の向上が期待されます。超硬工具による旋削加工では20%~30%の向上が期待されます。
- 機械的性質や疲れ強さはベース材とほぼ同等であり、チタン合金が使用されている部品にそのまま使用することが可能です。
- 耐食性もベース材とほぼ同等であり、ステンレス鋼に比べて優れています。
快削チタン合金のドリル寿命試験結果
切削条件
工具:Co系ハイス 5mm径
送り:0.07mm/Rev
穴深さ:15mm
切削油:水溶性油
寿命判定:折損
快削チタン合金の超硬工具寿命曲線
切削条件
工具:カーバイドK10,TNP331
送り:0.15mm/Rev
切込み深さ:1.5mm
切削油:水溶性油
寿命判定:KT=0.05mm
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