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知多工場 製鋼プロセス合理化工事完了 150トン電気炉の稼働を開始

150トン電気炉

大同特殊鋼株式会社(社長:嶋尾 正)は、知多工場(愛知県東海市)の製鋼プロセスの抜本的な合理化建設を進めてまいりましたが、11月16日に稼働を開始し、12月18日に工事関係者を招いて竣工式を執り行いました。

今回の投資額は約200億円で、製鋼工場内の溶鋼搬送ラインの物流を整流化し、連続鋳造機の能力をフルに発揮させることにより戦略商品群の品質・コスト競争力向上を狙いとしたものです。さらに150トン大型電気炉1基を新たに導入し、エネルギーの高効率化と溶解・精錬機能の向上を目指しています。

1.投資概要 150トン電気炉新設(3相交流、EBT出鋼方式)および、電気炉150トン化に伴う、精錬・第1連続鋳造ラインの150トン化対応
2.投資額 約200億円
3.着 工 2012年4月
4.稼働開始 2013年11月16日
5.主な特徴・効果 (1) 粗鋼生産能力向上
(2) 溶解エネルギーコスト削減のための先進技術導入
・溶解のための入熱効率向上
・電力以外の代替エネルギー(天然ガス、炭材)も積極活用が可能なエネルギー多様化対応
(3) 物流整流化による製造品質安定化

以 上